ポリアモリー(複数愛)

みなさんこんばんは。
くろのです。
 
 
くろのは普段、
何を考えてるのかわからない、
価値観が独特すぎて理解できないと言われます。
 
 
また、主に恋愛観などもこの記事では書くかと思いますが、
くろのなりに真面目に考えて人生の中から導き出した価値観なのですが、
世間とずれているため誤解をされがちです。
 
 
なので、ここにはとっさに人に説明しづらい自分の価値観を書き溜めて行こうと思います。
せめてあなたには伝わればよいのですが。。。
 
 
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くろのはポリアモリー(複数愛者)です。
メインの大切なパートナーがいますが、
他にも大切な存在がいます。
 
 
このことを人に話すと、
大抵の人は言います。
 
 
「メインのパートナーに不満があるから、浮気に走るのか」
「本当に大切なら、片方とは別れて片方に愛を注ぐべきだ」
 
 
違います。根本的にそうじゃないんです。
たとえば、自分に長男と次男がいるとして、
愛情を注ぐのはどちらかの息子に絞るべきでしょうか。
 
 
自分に音楽と俳優の才能があったとして、
両方に挑戦をするのは、
どちらの仕事にも本気じゃないのでしょうか。
 
 
くろのも20歳ぐらいの頃はモノガミー(一夫一婦制)を当然と思っていました。
大切な人は一人でその相手を大切にするべきだと。
 
 
もちろん、目の前の相手を大切に出来ずに、
他の相手に走るのは論外だと思います。
逆に、目の前の相手は本気で、
他の相手はオモチャにしている場合も論外だと思います。
 
 
でも、そうじゃなくて。
たとえばどちらも自分の人生に必要な、
大切な人であったとして、
無理にどちらかを取捨選択する必要ってあるんでしょうか。
 
 
もちろんメインのパートナーが嫉妬深かったりして、
自分だけをみろ!と言って来たら取捨選択しますよ。
また、もうひとりの大切な存在が、
メインのパートナーと離縁して独占欲を満たしたいと言って来たら
その要求にYESかNOを熟考します。
 
 
でも、そうでなく。
それぞれがいまの自分たちの形を許容して、
まあそれでいっか、と思っていられるのなら。
そのことに他人や世間にとやかく言われる筋合いはないと思います
 
 
そもそも、常識や価値観が変わることって、
30年生きてると結構経験する気がします。
たとえば、男は仕事をして女は家庭を守るべき、
年老いた親を介護サービスに預けるのは責任の放棄、
LGBTはおかしい異性愛をするべき、
結婚は必ずするべき、しかし離婚はすべきでない、
正規雇用はいけない、ひとつの会社に勤める続けるのが普通etc.
 
 
でもどの価値観も、
現代目線でみればそこに口出しするのは余計なお世話だし、
そもそも当事者同士がオッケーしてたら、
他人に口出しされる筋合いはない気がします。
 
 
やけに働いてない人を見下す人も世の中にはいますが、
そもそも日本は累進課税制度なので、
所得のない人は消費税とか最低限の納税をしてれば、
法的に文句言われる筋合いはないんですよね。
基本的人権>国民の義務だから、
何人も本人の意に沿わない労働は強制できないし。
残るのは、気に入るか気に入らないかの問題であって。
 
 
浮気・不倫も、
刑事上の問題じゃなくて、民事上の問題なんですよね。
誰かが悲しんでいるならそれは問題になるけど、
誰も悲しんでなければ、当事者間の問題であって、
外部の人がどうこういうのは下衆だと思うのです。
 
 
くろのは少女漫画が好きですが、
少女漫画だけじゃなく古典文学も好きで、
人間の美しさを感じます。
 
 
そんなわけで、
くろのはポリアモリー(複数愛者)ですが、
全員のことを大切にしているし、
これからも全員を自分の人生に必要な存在として、
大切にしていきたいと思います。
 
 
たまにはもちろんうまくいかなくて破局する相手もいますが、
でもその相手って1対1のモノガミー(一夫一妻制)なら別れなかった相手かっていうと、
そうでもない気もします。
もちろんくろのにも、相手が一人しかいない状態もあるし、
なんなら完全フリーの時期もあるので、
1対1のモノガミーも何度も人生で経験しています。
 
 
でもそもそも、相性が悪い相手とは、
1対1でもうまくいかないんですよね。
お金の問題とか、価値観とか、すれ違いとか誤解とか、
1対1してても終わるときは終わるんですよ。
 
 
(というか、くろのの愛情戦闘力は普通の人の何倍もあるため、
『これが私の全力のLOVEです…受け止めなさい!!!』
と特定の一人に繰り出すと、
『なんて重さだ…ぐわあああああ!』と相手が斃れてしまいます。)
 
 
そんなわけで現在のくろのはポリアモリーです。
なかなか人には理解されないですが、
この心情吐露で、誰か少しでも自分の感じ方に、
たしかになあと思ってもらえたら嬉しいです。